「最近、パートナーの行動が気になる」
「でも、探偵に頼むほどなのか分からない」
探偵を検討している多くの方が、同じところで立ち止まります。
正直に言うと、探偵選びで一番つらいのは、調査結果そのものより「選び方を間違えたこと」に後から気づく瞬間です。
料金が安いという理由だけで依頼した結果、証拠が不十分だった。
広告でよく見かけた探偵に頼んだら、追加費用がかさんだ。
こうした失敗は、決して珍しい話ではありません。
多くの方が、最初はこう考えています
- 「証拠もないのに疑うのはよくないかもしれない」
- 「自分が考えすぎなだけでは?」
- 「失敗したら取り返しがつかない気がする」
だからこそ大切なのは、感情や価格ではなく「判断基準」で探偵を選ぶことです。
この記事では、探偵の選び方で失敗しないための判断基準を軸に、探偵業法や料金体系、調査力の考え方を整理しながら、「後悔しない探偵選びの基準」を一つずつ解説します。
相談=契約ではありません。
まずは、正しい判断材料を持つところから始めてください。
この記事はこんな方におすすめ
探偵選びで失敗しないためには、「何となく不安だから」「安いから」ではなく、判断基準を持つことが欠かせません。
特に、次のような状況に心当たりがある方は、この記事の内容が判断材料になるはずです。
こんな不安や迷いを感じていませんか
- どの探偵事務所を選べばいいのか分からない
- 料金の安さだけで選んで後悔したくない
- 悪質な探偵や違法業者を避けたい
- 裁判でも使える証拠が本当に取れるのか不安
- できるだけ無駄な費用をかけずに調査したい
正直に言うと、探偵選びで後悔する人の多くは、「選ぶ前に知っておくべきこと」を知らないまま契約しています。
この記事は、探偵をすぐに決めるためのものではありません。
「依頼しても大丈夫かどうか」を自分で判断できるようになることを目的にしています。
この記事でわかること
読み進めていただくことで、次のような判断軸が整理できます。
- 探偵と興信所の違いと、依頼内容ごとの向き不向き
- 悪質な探偵に共通する危険サイン
- 料金プランごとのメリット・デメリットと注意点
- 依頼前に必ず確認すべきチェック項目
- 探偵選びに迷ったときの安全な選択肢
「今すぐ依頼するかどうか」は、この記事を読み終えてから決めても遅くありません。
1. 目的に合った探偵を選ばないと失敗する

探偵選びでよくある失敗は、探偵の良し悪し以前に「目的が整理されていないこと」から起こります。
正直に言うと、
「どこでもいいから、とにかく調査してほしい」という状態で依頼すると、後悔する可能性が高くなります。
なぜなら、探偵事務所ごとに得意な調査・不得意な調査がはっきり分かれるからです。
たとえば、次のようなズレが起きやすくなります。
- 裁判で使うつもりだったが、報告書の形式が不十分だった
- 証拠は取れたが、日時や行動の記録が曖昧だった
- 関係修復が目的だったのに、調査が過剰だった
これは探偵が悪いというより、依頼目的と探偵の対応範囲が合っていなかったケースです。
まずは、「自分は何のために調査を依頼したいのか」を整理することが、失敗回避の第一歩になります。
探偵と興信所の違いを理解しておこう
「探偵」と「興信所」は、似た存在に見えますが、調査の性質や向いている依頼内容が異なります。
ざっくり整理すると、次のような違いがあります。
探偵が向いているケース
- 主な調査内容:浮気調査・素行調査・行動確認
- 調査手法:尾行・張り込み・現地確認
- 向いている依頼:浮気・不倫の事実確認、行動の証拠収集
興信所が向いているケース
- 主な調査内容:身辺調査・信用調査・企業調査
- 調査手法:資料調査・関係情報の収集
- 向いている依頼:結婚前調査、取引先や人物の信用確認
浮気や素行など、実際の行動を証拠として押さえたい場合は、探偵が適しています。
一方で、経歴や信用情報を調べたい場合は、興信所の方が向いていることもあります。
なお、探偵業法の規制対象になるのは「探偵」です。
そのため、浮気調査を依頼する場合は、探偵業届出を行っている事業者かどうかの確認が欠かせません。
浮気調査で特に重要なのは「証拠の質」
一般的に、裁判や慰謝料請求で重視されやすいのは、「日時・場所・継続性・第三者性」が整理された証拠です。
単に写真が1枚あるかどうかではなく、「いつ・どこで・誰と・どのような関係性だったのか」が時系列で説明できるかどうかが、証拠としての評価を大きく左右します。
浮気調査で失敗したと感じる人の多くは、「証拠があったかどうか」ではなく「使える証拠だったかどうか」で判断しています。
たとえば、次のような状態では目的を達成できないケースがあります。
- 写真はあるが、日時や場所が特定できない
- 行動の流れが記録されておらず、関係性が証明できない
- 報告書の形式が裁判資料として不十分
ここははっきり言いますが、「証拠がある」と「証拠として使える」は別物です。
離婚や慰謝料請求を視野に入れている場合は、調査力だけでなく、報告書の質まで含めて確認する必要があります。
逆に、事実確認や気持ちの整理が目的であれば、必ずしも裁判基準の報告書が必要とは限りません。
だからこそ、探偵を選ぶ前に次の点を自分に問いかけてみてください。
- 最終的に、何を知りたいのか
- 証拠は、どこで使う予定なのか
- 結果によって、どう行動したいのか
この整理ができていない状態で探偵を選ぶと、「思っていた調査と違った」というミスマッチが起こりやすくなります。
2. 悪質な探偵を見分ける5つの危険サイン

探偵選びで後悔するケースの多くは、契約前の見極め不足が原因です。
ここははっきり言いますが、悪質な探偵ほど「分かりやすい言葉」で安心させようとします。
大切なのは、言葉の強さではなく、説明の中身と判断基準です。
事前に意識しておきたい視点
- 強い断言より、条件説明があるか
- 情報がオープンに公開されているか
- 質問に対して具体的に答えてくれるか
①「成功率100%」「必ず証拠が取れる」と断言している
探偵業務は、調査対象の行動や警戒度によって結果が左右されます。
そのため、成功を保証する表現そのものが不自然です。
判断基準
- 成功を保証せず、難しくなる条件も説明している
- 「できない可能性」にも触れている
② 事務所の所在地が不明、または訪問を嫌がる
所在地を明確にしない探偵事務所は、トラブル時のリスクが高くなります。
実態のある事務所かどうかは、信頼性の基本です。
判断基準
- 公式サイトに住所が明記されている
- 事務所訪問や面談を拒否しない
③ 探偵業届出番号が確認できない
探偵業を行うには、法律上探偵業届出が義務付けられています。
番号が確認できない場合、違法営業の可能性も否定できません。
判断基準
- 探偵業届出番号を公式に公開している
- 質問すると即答できる
④ 過去のトラブルや行政処分について説明がない
すべての情報が表に出るわけではありませんが、
説明姿勢そのものは確認できます。
判断基準
- 過去のトラブルについて質問しても誤魔化さない
- 不都合な点も含めて説明しようとする
⑤ 業界団体への加盟・外部評価が確認できない
団体加盟だけで良し悪しは決まりません。
ただし、第三者の目が入る環境にあるかは一つの目安になります。
判断基準
- 加盟の有無を含め、情報を公開している
- 外部からの評価や基準を嫌がらない
まとめ|強い言葉より「説明の中身」で判断する
探偵選びでは、安心させる言葉より、具体的な説明を重視してください。
判断基準が明確な探偵ほど、メリットだけでなく、リスクや限界も隠さず伝えます。
3. 料金プラン別|あなたに合った探偵の選び方

探偵の料金プランは、大きく分けて3つあります。
イメージしやすいように言うと、「タクシー」「定額ツアー」「成果報酬型の仕事」の違いに近いと考えると分かりやすいです。
どれが正解という話ではなく、状況に合わない選び方をすると失敗しやすい、それだけは共通しています。
① 時間料金型|タクシー型の料金プラン
時間料金型は、調査員の人数 × 調査時間で料金が決まる仕組みです。
たとえるなら、目的地まで乗った分だけ料金が発生するタクシーのようなもの。
行き先(調査時間)がはっきりしていれば、無駄なく使えます。
判断基準|時間料金型が合うのはこんな人
- 行動する曜日や時間帯がほぼ分かっている
- 短時間の尾行・確認で済みそう
- 調査が長引く可能性が低い
注意点:
目的地が決まっていないタクシーが高くつくのと同じで、「いつ動くか分からない」状況では費用が膨らみやすい点には注意が必要です。
② パック料金型|定額ツアー型の料金プラン
パック料金型は、一定時間の調査をまとめて契約する方式です。
たとえるなら、時間や行程があらかじめ決まっている旅行ツアーに近いイメージです。
多少予定が前後しても、料金が大きく変わらない安心感があります。
判断基準|パック料金型が合うのはこんな人
- 行動パターンがまだ読めない
- 調査が複数日にわたる可能性がある
- 証拠を複数回押さえたい
注意点:
旅行ツアーと同じで、予定より早く終わっても返金されないケースがあります。
「未使用時間の扱い」は、契約前に必ず確認しましょう。
③ 成功報酬型|成果が出たら支払う仕事型プラン
成功報酬型は、あらかじめ決めた条件を満たした場合に費用が発生する仕組みです。
たとえるなら、成果が出たときだけ報酬が支払われる業務委託のようなもの。
一見すると安心ですが、条件設定がすべてと言っても過言ではありません。
判断基準|成功報酬型で必ず確認すべきこと
- 「成功」の定義が書面で明確になっている
- どのレベルの証拠で成功扱いになるか説明されている
- 着手金・基本料金の有無が明示されている
- 追加料金が発生しやすいケース:
調査時間の延長、調査員の増員、対象者の警戒が強い場合など
少し厳しいですが、成功条件が曖昧な成功報酬型は、最もトラブルになりやすい傾向があります。
なお、探偵の調査費用は、調査時間・調査員の人数・対象者の警戒度・調査日数によって総額が変動するケースが一般的です。
まとめ|料金プランは「性格」と「状況」で選ぶ
同じ調査内容でも、合う料金プランは人によって異なります。
- 短時間・日時が明確 → タクシー型(時間料金型)
- 調査が長引きそう → 定額ツアー型(パック料金型)
- 条件を明確にできる → 成果報酬型
迷った場合は、無料相談で状況を整理し、どのプランが「自分の今」に合っているかを確認するのが一番安全です。
4. 探偵に依頼する前に確認すべきチェックリスト

探偵への依頼は、契約前の確認でほぼ結果が決まると言っても過言ではありません。
ここで一度立ち止まり、
「YES」と答えられるかどうかを基準に確認してみてください。
すべてYESであれば、大きな失敗をする可能性はかなり低くなります。
契約前・最終チェック
- ひとつでもNOがあれば、即契約しない
- その場で決める必要はない
- 確認できない点は持ち帰ってOK
① 無料相談で、話をきちんと聞いてもらえたか
信頼できる探偵ほど、最初の相談に時間をかけます。
YES/NO判断
- こちらの話を遮らずに聞いてくれた → YES
- すぐ契約の話に進められた → NO
② 料金の内訳と追加条件が明確に説明されたか
料金トラブルの多くは、説明不足が原因です。
YES/NO判断
- 基本料金・追加料金の条件が説明された → YES
- 「やってみないと分からない」と曖昧 → NO
③ 調査報告書のサンプルを確認できたか
調査結果の価値は、報告書の質で決まります。
YES/NO判断
- 日時・行動・写真が整理されたサンプルを見た → YES
- 「見せられない」と言われた → NO
④ 契約内容を書面で確認できたか
口頭説明だけの契約は、後悔につながりやすいです。
YES/NO判断
- 契約書に費用・条件が明記されている → YES
- 「細かいことは後で」と言われた → NO
⑤ 事務所の所在地・探偵業届出番号を確認できたか
これは最低限の確認項目です。
YES/NO判断
- 住所・届出番号が公式に確認できた → YES
- 質問すると濁された → NO
まとめ|ひとつでもNOなら、契約は持ち帰る
探偵選びで失敗しない最大のコツは、「その場で決めない勇気」です。
無料相談は、判断材料を集める場であって、契約を迫られる場ではありません。
少しでも違和感があれば、一度持ち帰り、冷静に考える時間を取りましょう。
5. 迷ったときの選択肢|探偵マッチングサービスという方法

ここまで読んで、「判断基準は分かった。でも、まだ決めきれない」
そう感じているなら、それは自然なことです。
そんなときの一つの手段として知っておきたいのが、探偵マッチングサービスという存在です。
探偵マッチングサービスの位置づけ
- 依頼を決める場所ではない
- 選択肢を整理するための手段
- その場で契約する必要はない
マッチングサービスが向いている人
- 探偵事務所が多すぎて比較できない
- 悪質業者を最初から避けたい
- 相場感や選択肢を知りたい
なお、マッチングサービスを利用した場合でも、紹介された探偵事務所と必ず契約しなければならないわけではありません。
説明を聞いたうえで、断る選択をしても問題ありません。
紹介されることが多い代表的なサービス
以下は、比較検討の中で名前が挙がりやすいサービスです。
どのサービスを使う場合でも、最終判断は「自分で相談し、説明を聞いてから」で問題ありません。
まとめ|決めきれないときの「安全な中継地点」
探偵マッチングサービスは、決断を急がず、失敗を避けるための中継地点のような存在です。
一度立ち止まり、選択肢を整理することで、結果的に納得できる探偵選びにつながりやすくなります
もう少し詳しく知りたい方へ
探偵マッチングサービスの具体的な使い方や、料金を抑えるために確認すべきポイントについては、こちらの記事で詳しく整理しています。
Q&A|探偵選びでよくある質問

探偵に依頼するのが初めての場合、不安や疑問があるのは当然です。
ここでは特に多い質問を、内容ごとに整理しました。
Q1. 探偵業届出番号はどこで確認できますか?
A. 探偵業を行うには、各都道府県の公安委員会へ届出が必要です。
多くの場合、公式サイトや事務所内に届出番号が記載されています。
Q2. 無料相談では何を聞いておくべきですか?
A. 無料相談は、契約の場ではなく判断材料を集める場です。
- 調査方法と進め方
- 料金の内訳と追加条件
- 報告書の内容
Q3. 相場より安すぎる探偵は大丈夫ですか?
A. 極端に安い場合、追加料金や調査品質に注意が必要です。
Q4. 探偵の調査は違法ではありませんか?
A. 正規の探偵事務所であれば、探偵業法に基づいた適法な調査を行います。
Q5. 依頼したことが相手にバレることはありますか?
A. 通常、正規の探偵であれば依頼者の情報が漏れることはありません。
Q6. 無料相談をしたあと、断っても大丈夫ですか?
A. はい、問題ありません。
相談=契約ではないため、
説明を聞いたうえで依頼しない判断をしても失礼にはなりません。
疑問を残したまま契約しないことが、最大の失敗回避策です。
あなたは、どの段階ですか?
ここまで読んで、「まだ決めきれない」と感じているなら、それは自然なことです。
ただし、比較せずに契約することだけは避けてください。
実際に後悔している人の多くが、「ちゃんと比較しなかった」と振り返っています。
■ あなたが裁判や慰謝料請求を視野に入れているなら
報告書の質が結果を左右します。調査力だけでなく、報告書の形式まで必ず確認してください。
■ できるだけ費用を抑えたいなら
安さではなく「総額」で比較してください。追加費用の条件確認が重要です。
■ まだ状況が整理できていないなら
一人で抱え込まず、まずは条件整理から始める方法もあります。
相談=契約ではありません。
今すぐ決めなくて大丈夫です。
ただし、何も比較しないまま時間だけが過ぎることは避けてください。
判断材料を増やす行動は、今日から始められます。
